2019-07-14

『"無慈悲な光"に会いたくて...』稽古日記01 顔合わせ&本読み

7月13日 土曜日夜遅く、あべみかこガチ推し重症ファンによる『無慈悲な光』リスペクト作『"無慈悲な光"に会いたくて...(仮)』の初顔合わせと、本読みがありました。

グラフィグに声をあててシーン再現をしようとするかなり無謀な試みですが...
まずは、配役決め。

壮絶な役の取り合いが始まったらどうしようかと心配したけど、意外とすんなり配役は決まりました。
 
M01 → てっちゃん
M02 → ドM02
M03 → ヨッメ
M04 → 絶マン
M05 → やまピー(欠席)
科学者→ AAミカコ
 


さて、さっそく台本片手に本読みの開始です。

M01「私達は試験管内で受精し、マザーなる水槽で育ち」
M02「・・・」



 
ドM02さんがセリフを言ってくれません。さぁ、もう一度です。

M01「私達は試験管内で受精し、マザーなる水槽で育ち」
M02「・・・」



 
ムム、ドM02さんがまたもやセリフを言いません。

「ちょ、ドM02くん、いって!ちゃんといって!」
「このドM野郎め、次言わんかったらクビやさかいなッ!」

関西方面の人、なんか怖い...

けれども、みなさんから浴びせられる怒声になぜか嬉しそうなドM02さんです
恥ずかしがり屋さんなのかな?

さぁ、気を取り直してもう一度!

「ぐすん...」と、涙ぐむ、てっちゃん。
え、どうしたの?

「さっきから俺ばっかセリフ言ってますよね、そしたらM01役の加藤あやのさんも、誰かミスるたびに何度も何度もこのセリフ言ってたのかなって思って、なんか泣ける...」
 
「この物語、始まりも終わりもM01のセリフですよね。そっか~、うん、M01のセリフ、オレもっと心いれて読みます!M01加藤あやの最高~!

突如語りだす、てっちゃん。
大丈夫なのかな?
もしかしてDDなのかな?

さぁ、もう一度だ!

M01「私達は試験管内で受精し、マザーなる水槽で育ち」
M02「半年を過ぎた頃、ガラスケースに移され」
M03「それから一生の殆どをガラスケースの中で過ごす」
M04「私たちの平均寿命は約20年」
M05「私たちの心臓は品種改良の結果、人間の約5倍の速度で動く」
M全員「私たちは、ヒト、ではなくマウスと呼ばれていた」

・(中略)

M01「私たちは人間です」
科学者「君たちは実験用マウスです」
M全員「...私たちは人間です」
科学者「いいえ、君たちは実験用マウスです」


▼舞台で実際に使われたBGM


たったのワンシーンでしたが、初めての本読みが終わったあと、なんだか得体のしれぬ感情に心を覆われ、皆しばらく言葉が出ませんでした。

なんだろこれ? 楽しすぎるぞ!「無慈悲な光」の本読み!!

そういや某チャットで、M02役のあべみかこさんに舞台を演じた感想をお聞きしたら、彼女もこう言ってました

感想?う~ん、とても楽しかった!
 



以上あべみかこガチ推し重症ファンによる、初稽古の様子でした...

さて、舞台「無慈悲な光」へのリスペクト作品 グラフィグ人形劇「"無慈悲な光"に会いたくて...(仮)」の動画は果たして完成できるのか!?
 
 
文責・脚色:AAミカコ